『ホモトキシコロジー（Homotoxicology）』は、独ヘール社のレッケベーク博士が生み出した医学理論であり、この疾患理論にしたがって治療を行います。
病気によって体内に滞った様々な毒素（ホモトキシン）」を、薬（レメディ）によって体外に排出させることによって、症状を緩和したり治癒力を高めていく治療法になります。

ホモトキシコロジーは、「この病気であればこの薬」というように、臨床経験に基づいた処方を行っていますので、この点ではもっとも西洋医療に近く、現代医学と一緒に発展してきている治療法であると言えます。

基本的には副作用もなく、従来の一般的な薬剤との併用も可能です。
当院では、慢性腎不全、アレルギー、免疫系、関節と骨の疾患の補助的な利用を行っています。

ホメオパシーは、今から200年前にドイツの医師ハーネマンがその生涯をかけて確立させた自己治癒力を使う同種療法です。
同種療法とは、病気の症状と同じような症状を引き起こす物質をごくごく、本当にごく微量だけ体内に入れることで、逆に病気を治そうという治療です。簡単にいえば「毒を持って毒を制す」ということです。

ホメオパシーのレメディー（種類）には、回復のプロセスによりたくさんの種類が存在します。
レメディー（治療薬）は樹木、動物や鉱物界から取れるわずかな物質からできていて、全て自然な物です。

その物質を1億倍以上にまで薄められ、そのためにホメオパシー治療薬は有害な副作用を一切含まないのが特長です。

バッチフラワーレメディは、今からおよそ70年前に英国の医師であり細菌学者であったバッチ博士によって野生の花と草木から誕生しました。

様々な感情や心の状態や性格のタイプに対応しており、穏やかに心と身体のバランスを取り戻すのを助けてくれます。
お薬ではないので、直接身体の症状に働きかけるということはありませんが、心の状態が改善されることによって、動物に本来備わっている自然治癒力に働きかけてくれます。

成分は、植物のエネルギーを取った母液に保存料としてグリセリンが少量加えられているだけなので、全く副作用や害がありません。
また、他の薬剤や治療法とも併用することができます。組み合わせの相乗効果により、短期間で病気が快方に向かう場合もありますので、安心して利用できます。

病気にさせない一番の方法は、バランスのよい食事をとる事です。
治療後の体調改善を行うためには、食事指導、栄養指導、サプリメントなどで体のケアと病気予防をご提案します。

サプリメントにも、たくさんの種類があり、その時の症状や生活習慣に合わせ的確なサプリメントを処方致します。

漢方治療では、症状にあわせて、心身のバランスを改善するのをサポートしてくれます。
そのため、同じ病気でも動物によって、処方する漢方薬も異なる場合があります。
それは、病気に対してではなく、しっかり動物たちに触れることで全身状態を把握し、様々な発想から診療していく漢方医療が基本となります。

自然由来物に含まれる有効成分を用いるため副作用が少ないとされていますので、フード、甘いシロップ、内服補助フードに混ぜて投薬するので、与えやすくご利用しやすい治療方法です